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海外で子育て

海外で子育てを経験しなければならないというご両親は、増加している傾向にあります。
やはり、日本企業が海外進出をし、海外に工場などの拠点を多数持ち始めてきたためと考えられます。
とはいえ、海外で子育てをしなければならないとなると、一緒についていく子供やお母さんも、生活環境や教育環境が大きく変わり、大変でないといえば嘘になります。
海外で子育てをしていると、周囲からの情報入手も、日本にいるときと大きく変わってきます。
仲良くなった現地の親子とのお付き合いのなかで、日本の子育て事情との差異をさまざまなシーンで実感することも多いはずです。


海外で安心して子育てをする本

海外の子育て 体罰

たとえば、海外で子育てをするなかで、体罰についても色々な意見があるようです。

2歳の子供に対して、お尻をぶつというような体罰については、日本人のお母さんの意見は、「体罰はよくない」「その子に合った叱り方」「怖い顔を見せて怖い思いをさせたくない」というものも多いなか、体罰を公認しているような子育て雑誌もあって、両極に分かれているようです。
アメリカでは、しつけ上の体罰だといっても「児童虐待」に値する場合には、いくら親でも逮捕されるという現実があるため、「タイムアウト」という方式をとることが基本的にあるようです。
タイムアウトというのは、してはいけないことをしてしまった場合、その場所から離れさせ、個室や部屋の隅などに一定時間居させておくことです。
2歳児なら1〜2分、5歳児なら5分程度だそうです。
いわゆる、「締め出し」というものかもしれません。
それで、子供も親も頭を冷やしなさいということのようです。
あとで、何がいけなかったのかを、親は言い聞かせることで、この罰は終了です。

海外の子育て 断乳

海外で子育てをしていると、断乳というものにも差が出ているようです。
断乳とは、赤ちゃんにいつまでミルクや母乳をあげるかという問題ですが、国によっても色々な情報や意見があります。
日本では、「1歳前後になったら断乳をするべき」という傾向があります。
海外の子育て事情は、たとえば、アメリカでは、3歳になってもおっぱいをあげていたり、イタリアでは幼稚園児でも哺乳瓶でミルクを飲んでいたりするのも、普通にみられるようです。
日本においては「早く断乳させてしつけをきちんとしないとだめ」というような強迫観念を受け付けるような情報や、周囲からの意見もあるせいか、お母さん達はいつ頃までにすればいいかと、焦ってしまうようです。
日本の子育てと海外の子育てでは、おむつはずしも意識が違います。
日本では、2歳すぎてくるとちょっとオムツなんて恥ずかしいという意識が主流ですが、たとえばアメリカでは、4歳になっても平気でしているという子供もいます。
子供の体内時計に合わせてしつけも行なっていくという考え方が主流のようです。

海外の子育て 福祉

障がいのある子供に対する福祉政策も、日本と海外では違うようです。
日本では、福祉施設が充実していますが、たとえばアメリカでは、普通の学校に入れるでさえも年間で数十万円かかります。
しかし、社会的に見て、障がい者の方が普通の人々のなかに溶け込んで、活躍している度合いが海外のほうが断然多く、日本では、それが圧倒的に少ないということです。
アメリカなどでは、障がいを持った子供が普通の学校に入ることはごく普通のことで、しかも、障がいのある子供のいるクラスは、成績がよいというデータもあるようです。
このように海外の子育ては、日本と違うところも多々あるようです。
とはいっても、手段こそ違いますが、子供を愛する気持ちには変わりはないはずです。



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